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石原 慎太郎

いしはら しんたろう

元 東京都知事(第 14〜17 代)・元 衆議院議員・作家1932 年生

1955 年に一橋大学在学中の小説「太陽の季節」で芥川賞を受賞して「太陽族」ブームを生んだ作家。1968 年参院に初当選し政界入り、環境庁長官・運輸大臣を歴任。1999 年に東京都知事に転じ 4 期 13 年務めた。ディーゼル車排ガス規制・東京五輪招致・購入構想など、毀誉褒貶を伴う大胆な政策で知られた。2022 年膵臓がんで死去(89 歳)。

写真出典: Wikimedia Commons / 内閣官房内閣広報室(CC BY 4.0)

人となり親近感を持つために

出身
兵庫県神戸市(湘南・逗子で育つ)
学歴・前職
一橋大学 法学部(在学中に芥川賞)
趣味
ヨット(外洋レーサー、太平洋横断にも挑戦)釣りスキューバダイビング
家族・血縁
  • 弟: 石原裕次郎(俳優、1934-1987)
  • 長男: 石原伸晃(元 自民党 幹事長)
  • 次男: 石原良純(俳優・気象予報士)
  • 三男: 石原宏高(自民党 衆議院議員)
  • 四男: 石原延啓(画家)
豆知識・エピソード
  • 「太陽の季節」で第 34 回芥川賞受賞(1956 年・一橋大学在学中)。主人公の障子破りシーンは選考委員を二分し、戦後文学の転換点に
  • 小説から生まれた「太陽族」は流行語に。髪型の「慎太郎刈り」も若者の間で流行した
  • 映画「太陽の季節」「狂った果実」で弟・石原裕次郎をスクリーンデビューさせ、戦後最大のスター誕生の立役者となった
  • 学生作家としてデビュー後、三島由紀夫と並び称される若手論客に。三島とは生涯にわたり交流と緊張関係が続いた
  • 外洋ヨットマンとして知られ、自らの艇「コンテッサ号」で太平洋横断レースにも挑戦した行動派
  • 参院初挑戦(1968 年全国区)で約 301 万票を獲得。タレント候補のはしりとして戦後最多級の得票を記録
  • 1972 年、中川一郎・渡辺美智雄らとタカ派集団『青嵐会』を結成。血判状を回したことで物議を醸した
  • 1989 年の自民党総裁選に出馬(海部俊樹らに敗北)。党内非主流のまま 1995 年に衆院を電撃辞職した
  • 1975 年都知事選では美濃部亮吉に敗北。24 年後の 1999 年に雪辱を果たし都知事に初当選した
  • 都知事 4 期連続当選(1999〜2012、戦後唯一級の長期都政)。『東京から国を変える』を掲げた
  • ペットボトルにすすを詰めて掲げた『ディーゼル車 NO 作戦』は環境政策のインパクトある演出として記憶される
  • 2012 年、田中角栄を一人称『わたし』で描いた小説『天才』が 150 万部超の大ベストセラーに。晩年に作家として再脚光を浴びた
  • 保守タカ派の論客として知られ、しばしば差別的とされる発言(『三国人』発言など)で批判も浴びた。一方で実利的な政策遂行力は与から評価された
  • 「『NO』と言える日本」(盛田昭夫との共著)は米国で大論争を呼び、海賊版が議会で読まれるほどの反響を呼んだミリオンセラー
  • 四人の息子はそれぞれ政治家・俳優・気象予報士・画家として活躍。『石原ファミリー』として知られる
  • 戒名は「海陽院文政慎栄居士」。海とヨットを愛した生涯を反映している

掲げる公約

  • 自主憲法の制定(占領憲法からの脱却・改正)
  • 対米従属からの脱却と『強い日本』の再生
  • 中央集権の打破 — 『東京から国を変える』地方主権
  • ディーゼル排ガス規制など大胆な環境・公害対策
  • 教育再生と道徳教育の重視
  • 尖閣を含む領土・主権の明確な防衛

主な実績

  • ディーゼル車排ガス規制条例(2000 年・東京都・全国に先駆けた環境政策)
  • 東京 2020 オリンピック・パラリンピック 招致活動の本格始動
  • 羽田空港の再国際化を推進(深夜早朝の国際便就航へ)
  • 横田基地の軍民共用化を米側に要請
  • 新銀行東京 設立(中小企業向け融資。後に経営難で批判も)
  • 首都大学東京(現 東京都立大学)の設立・大学改革
  • 購入構想 → 政府による国有化のきっかけ(2012)
  • 「カーボンマイナス東京 10 年プロジェクト」など先進的な都市環境政策
  • 築地市場の豊洲移転を主導(移転計画の決定)
  • 芥川賞作家として戦後文学に「太陽族」を刻み、晩年も『天才』で大ベストセラー

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    宇野重規

経歴

  1. 1955

    「太陽の季節」を『文學界』に発表(一橋大学在学中)

  2. 1956

    第 34 回 芥川賞 受賞。映画化で弟・裕次郎が銀幕デビュー

  3. 1968

    初当選(全国区・自民党、約 301 万票)

  4. 1972

    初当選(東京 2 区)。タカ派議員集団『青嵐会』結成

  5. 1975

    東京都知事選 出馬・落選(現職・美濃部亮吉に敗北)

  6. 1976

    環境庁長官 就任(福田赳夫

  7. 1987

    運輸大臣 就任(竹下登

  8. 1989

    自民党 総裁選 出馬・落選。『「NO」と言える日本』が日米で大反響

  9. 1995

    辞職(議員生活 25 年 7 ヶ月に終止符)。一度は政界を離れる

  10. 1999

    東京都知事 初当選(1 期目)。24 年越しの雪辱

  11. 2000

    「三国人発言」が物議。ディーゼル車排ガス規制条例 制定

  12. 2003

    都知事 再選(2 期目)。新銀行東京 設立、首都大学東京 構想

  13. 2007

    都知事 再選(3 期目)。東京五輪招致を本格始動

  14. 2011

    都知事 再選(4 期目)

  15. 2012

    の都による購入構想 表明(後の国有化のきっかけに)

  16. 2012

    都知事 辞職。『太陽の党』結成 → 日本維新の会へ合流、橋下徹と共同代表に

  17. 2014

    衆院選 落選・政界引退。作家活動に専念

  18. 2016

    田中角栄を描いた小説『天才』が 150 万部超の大ベストセラーに

  19. 2022

    膵臓がんで死去(89 歳・2 月 1 日)

政策スタンス

  • 憲法改正

    占領下に押し付けられた憲法だとして自主憲法制定を一貫して主張。9 条改正の急先鋒

    賛成
  • 防衛費増額

    自立した防衛力と対米従属からの脱却を唱え、防衛力の抜本強化を主張

    賛成
  • エネルギー・原発政策

    原子力発電を推進。エネルギー安全保障の観点から核技術の保持にも積極的だった

    賛成
  • 北朝鮮拉致問題

    北朝鮮に強硬姿勢。拉致問題の早期解決と圧力路線を主張

    賛成
  • 選択的夫婦別姓

    伝統的な家族観を重視する立場から選択的夫婦別姓には否定的だった

    反対
  • 同性婚法制化

    保守的な家族・社会観の立場をとり、同性婚の法制化には慎重・否定的だった

    反対
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