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社会最終更新: 2026-04-29

外国人政策・移民

人手不足で外国人労働者は増える一方。「移民か、選別か」の議論。

ざっくり言うと

町内会、新しい住人をどう迎えるか

日本の人手不足は深刻で、コンビニ・建設・農業・介護はすでに外国人なしでは回らない。でも『移民を正面から受け入れる』とは言いたくない。だから「特定技能」「技能実習」など別の名前で受け入れている。本格的に住んでもらうのか、出稼ぎだけなのか、はっきりしない。

要点

在留外国人は 2024 年に 約 358 万人と過去最多。技能実習・特定技能・留学・永住・難民認定など複雑な在留資格で受け入れている。事実上の移民国家化が進む一方、政府は「移民政策ではない」との立場を続ける。技能実習制度の人権問題(「奴隷的待遇」と国連が批判)も大きな論点。

これまでの経緯

  1. 1993

    技能実習制度 開始

    「技能移転による国際協力」を建前に開始。実態は安価な労働力導入で批判される。

  2. 2018

    .12

    改正入管法成立・特定技能 創設

    14 分野で外国人労働者を受け入れる新制度。「事実上の移民政策転換」と評される。

  3. 2023

    技能実習制度 廃止方針・育成就労へ移行

    技能実習制度を発展的に解消し、新たに「育成就労」制度を創設する方針が決定。

  4. 2024

    在留外国人 358 万人(過去最多)

    総人口の約 2.9%。ベトナム・中国・韓国・フィリピンが上位。

賛否の論点

受け入れ拡大派賛成

少子高齢化で労働力不足は深刻。コンビニ・介護・建設・農業はすでに外国人なしでは成り立たない。多文化共生社会を正面から構築すべき。

受け入れ抑制・厳格派反対

急激な外国人流入は治安・文化・社会保障コストに影響。日本人の賃金抑制要因にも。在留資格の厳格運用と日本人の労働環境改善(賃金上昇・自動化)が先決。

選別受け入れ派中立

高度人材・特定技能のうち日本社会に適合する人を選別的に受け入れる仕組みが必要。技能実習の人権問題は是正、永住・国籍取得の要件は厳格に。

議事録・一次ソース

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