インボイス制度
個人事業主・フリーランスが「消費税の領収書」を発行する仕組み。
喩ざっくり言うと
レシートに『お店の登録印』が必須になった
会社が経費を税金で引くには、相手の請求書に『登録番号(適格事業者番号)』が押されてないと認められない、というルール。これまで売上 1,000 万円以下の個人事業主は消費税免税だったが、取引先が「登録番号がないと困る」と求めるため、登録 → 課税事業者化が事実上必要に。フリーランス・個人商店にとっては実質的な増税で、廃業を選ぶ人も出ている。
概要点
時これまでの経緯
2016
軽減税率導入と同時に制度設計
8%/10% の二重税率の正確な処理のため導入が決定。
2019
.10月
区分記載請求書方式(移行期間)開始
インボイス制度の前段階として軽減税率導入と同時にスタート。
2021
.10月
適格請求書発行事業者の登録受付開始
事業者は自分が課税事業者か免税事業者かを選択する必要が生じる。
2023
.10月
インボイス制度 本格開始
登録番号のない請求書では原則として仕入税額控除ができなくなる。経過措置あり。
2024
個人事業主への影響顕在化
出版・建設・飲食・芸能などの業種で、フリーランスが課税事業者化を迫られる事例が報道。
論賛否の論点
制度推進派(賛成)
8%/10% の二重税率を正確に処理するために必要。消費税の納税義務がない事業者が「益税」として消費税分を懐に入れていた問題を是正する。EU など先進国で標準的な制度。
制度反対派(反対)
実質的にフリーランス・個人事業主への増税。事務負担も大きい。創業期の小規模事業者の経営を圧迫し、文化・芸能・建設の担い手不足を加速する懸念。
緩和・改善派(中立)
制度自体は必要だが、免税事業者からの取引における仕入税額控除の経過措置(80%・50% 控除)の延長や、簡易課税制度の拡充など、激変緩和を強化すべき。
派だれが賛成 / 反対 / 中立か24 名のスタンス
賛成9 名
反対9 名
※ スタンスは公開発言・国会答弁・公約・所属政党方針からまとめた要約。最新の発言は本人公式・国会会議録でご確認ください。
源議事録・一次ソース
- インボイス制度 特設ページ
出典: 国税庁
- 適格請求書発行事業者の登録
出典: 国税庁
- 国会会議録検索(「インボイス」制度開始前後 2022-2024)
出典: 国立国会図書館
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