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外交・安全保障最終更新: 2026-04-29

防衛費増額

5 年で 43 兆円。日本の防衛予算は GDP 比 2% を目指して大幅増。

ざっくり言うと

家の防犯費、上げるか、上げないか

国の防衛費は『家の防犯費』。家の周りで物騒な事件(中国の海洋進出、北朝鮮ミサイル、ウクライナ戦争)が増えている。だから防犯費を倍に増やそう、という方針。でもお金は限られているので、家計(消費税・法人税・所得税)から出すか、借金(国債)で賄うかが議論になる。

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要点

1976 年の三木内閣以降、防衛費は GNP(GDP)比 1% 枠が事実上の上限だった。2022 年 12 月、岸田内閣は安全保障環境の悪化(中国・北朝鮮・ロシア)を理由に、5 年で 43 兆円・GDP 比 2% 水準への増額方針を打ち出した。財源は法人税・所得税・たばこ税の増税と防衛特別会計で。反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有も含まれ、戦後の防衛政策の大転換点となっている。

これまでの経緯

  1. 1976

    三木内閣 GNP 比 1% 枠を閣議決定

    「平和国家」の象徴的な抑制ライン。事実上の上限として長年機能した。

  2. 1987

    中曽根内閣で 1% 枠を初めて突破

    わずかに突破したが、1% 近辺の抑制は維持された。

  3. 2014

    集団的自衛権の限定容認(閣議決定)

    従来の専守防衛の解釈を広げ、安保法制(2015)につながる。

  4. 2022

    .2

    ロシアのウクライナ侵攻

    戦後ヨーロッパ最大の戦争。日本の安全保障観も大きく変化。

  5. 2022

    .12

    国家安全保障戦略改定(岸田内閣)

    「反撃能力」を明記。GDP 比 2% への増額方針を打ち出す。

  6. 2023

    防衛力整備計画 5 年で 43 兆円

    2027 年度までの 5 年間で防衛費を倍増。スタンドオフミサイル等を導入。

  7. 2024

    増税の時期は決まらず

    財源として復興特別所得税の一部転用や法人税増税が決まったが、開始時期は先送り。

賛否の論点

増額推進派賛成

中国の海洋進出、北朝鮮の核・ミサイル、ロシアの侵攻。安全保障環境は戦後最悪。NATO 諸国は GDP 比 2% を満たしており、日本も同水準は妥当。抑止力の強化は戦争を防ぐ。

増額慎重派反対

増額の根拠と中身が不透明。財源は実質的な国民負担増。専守防衛の枠を超える「反撃能力」は憲法 9 条との整合性に疑問。外交努力での緊張緩和を優先すべき。

中身吟味派中立

額の議論より、何にどう使うか(装備・人件費・サイバー・宇宙)の優先順位と効果検証を先行させるべき。透明性の高い予算プロセスを求める。

だれが賛成 / 反対 / 中立か41 名のスタンス

※ スタンスは公開発言・国会答弁・公約・所属政党方針からまとめた要約。最新の発言は本人公式・国会会議録でご確認ください。

議事録・一次ソース

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